近すぎず、遠すぎず。RRJの”程よい距離感”はどう生まれているのか

先日、社内のコミュニケーションデザインチームで打ち合わせをしていたときのこと。
「RRJってメンバー同士の距離感がちょうど良いよね」という声が、複数のメンバーから上がりました。

近すぎず、遠すぎず。心地よく感じるこの距離感は、一体どうやって生まれているのでしょうか。

今回は、勤続6年目のメンバー2名と、入社11ヶ月目のメンバー1名、勤続年数や業務形態の異なる3名で座談会を実施。フルリモート勤務、ハイブリッド勤務、それぞれの視点から「程よい距離感」の正体を探ってみました。

座談会参加メンバー
I: フルリモート、勤続6年目
Y: ハイブリッド、勤続6年目
K: フルリモート、勤続11ヶ月

私たちが「働きやすい」と感じる理由

I: 本日は仕事をする上での「働きやすい距離感」についてお話しできればと思います。
早速ですが、みなさんが「RRJって働きやすいな」と感じるポイントはどこですか?

私自身は、個人のライフスタイルを考慮してもらえる働き方ができている点が大きいと感じています。Yさんはどうですか?

Y: 私も近い感覚ですね。個人の働き方や仕事に対する考え方を、お互いに尊重していこうという空気が会社全体にあるように感じています。
たとえば、ラッシュ時間を避けて出勤していいとか、お土産は社内ルールとしてなしにしているとか、交流のための飲み会も勤務時間内に早めに開催するとか。会社が率先して働きやすい環境を整えてくれていることが、働く側の安心感につながっていると感じます。

I: 働きやすく配慮された社内ルールが土台にあって、それにみんなが根付いている感じですね。Kさんはどうですか?

K: 私は前職が接客業だったので、お互いに気持ちよく働くために、日頃の言葉選びやコミュニケーションには常に細やかな気遣いをしていました。そのため、仕事以外の部分でエネルギーを使うことも多かったんですが、 RRJでは強制的な空気感がなくて、本当に自分のペースを大切にできるので心地よく働けています。

部署ごとに特色がある?雑談カルチャー

I: あと、雑談会の存在も大きいですよね。定期的に開催されているけれど「参加は自由」なので、気負わずに参加できるところが働きやすさに繋がっている気がします。
もちろん自由なだけではなくて、「勤務時間中はGather *へ常駐する」や、「通話時はカメラをONにする」といった「業務上のやり取りをスムーズにし、安心感を得るための基本的な決まり」が土台にあるからこそ、この程よい距離感が成り立っているのかなと思います。

* Gather.Town:RRJで導入しているバーチャルオフィスツール。

K: 皆さんの部署では、業務中とか雑談会以外の場で雑談って生まれていますか?
私の部署の定例では業務上の共有事項や進捗報告が中心なのであまり雑談はないのですが。

Y: 私の部署では、一人ずつ今週のタスクを共有したあとに雑談タイムがあって、今ハマっているドラマやゲームの話をしたりしますね。

I: 私の所属部署も、タスク共有のあとに必ず雑談の時間を設けています。今期からは当番制で司会の人がテーマを広げていく形になっていて、決まった時間の中で、人によってはクイズを用意してきてくれたりして、ちょっとしたレクリエーションのようになっています。この辺りは部署ごとの特色が出るところかもしれませんね。

K: 雑談やレクリエーションがあると、心理的な壁がなくなって、何気ない仕事の相談もしやすくなりますね。

バーチャルオフィス導入。「話しかけるハードル」の変化

I: 続いて、距離感そのものについて聞いてみたいです。

私が入社したのはコロナ禍の頃で、メンバーは基本的にフルリモート。当時はGatherもまだ導入されておらず、チャットワークだけでのやり取りがほとんどでした。対面で話す機会も少なく、今よりコミュニケーションはずっと少なかったですね。週に一度、チャットワークのビデオ通話を利用した定例があるだけで、あとはほとんどテキストのやり取り中心です。

それに比べると、今はコミュニケーションの機会が増えて、距離感の調整がしやすくなったなと感じます。テキストだけのやり取りだとやっぱり距離を感じやすいので、コミュニケーションの機会そのものは大事だなと。

あと、距離感の感じ方は人によって違うので、参加自由な雑談会のように、自分の好きなタイミングで関われる仕組みがあることが、程よさにつながっているんじゃないかなと思います。

Y: 私も入社が2021年で、まだコロナ禍でしたし、Gatherも今のような常駐ルールが整備されていなかったと記憶しています。そのため、家で一人で仕事をしていると孤独感はありました。入社直後は、基本的なやり取りはテキストベースで、通話のためには一度チャットワークで一声かけたりしていたと思います。

でも、Gatherに常駐するルールになってからは「一緒に働いている」という感覚を持ちやすくなりましたし、事前に断りを入れなくてもGatherの席へ直接話しかけに行けるようになりました。出社していてもリモートでも、気になったことがあれば直接話しに行けるという点で、距離感に大きな差がなくなったなと感じています。

I: バーチャルオフィスの影響は大きく感じますね。Kさんが入社された時はGather導入後でしたが、どう感じましたか?

K: 私はIさんやYさんとは逆パターンかもしれません。
接客業というコミュニケーションが活発な職場からの入社なので、Gatherでのやり取りに最初は少し戸惑いがありました。
画面上ではキャラクターが机に座っているだけなので、実際に相手が今どれくらい忙しい状況なのかが見えないんですよね。そのため、話しかけるタイミングを見計らうのが難しいなと思うことがまだあります。
事前にチャットで一声かけてから話しかける、というステップがなくなった分、正直まだ“突撃”するしかなくて。その感覚に、未だに少し手探りなところはありますね。

I: それはわかります。忙しそうなイメージのある方に急に話しかける時、ちょっと遠慮してしまう気持ちもあります。
ただ社内のルールとして決まっていることなので、割り切って話しかけるようにしています。

Y: 自分は、逆の立場だったら話しかけられて困るタイミングはほとんどないので、あまり臆さずに話しかけに行くようにしています。本当に手が離せないときは、相手も「今ちょっと手が離せないので、また声かけます」と言ってくれるので、そのときはそのときで一旦引く、という感じでいいのかなと思っています。

I: 確かにそうですね!自分もそれを不快に感じることはないので、そういう文化・ルールとして考えると気が楽になりますね。

「近すぎる」「遠すぎる」と感じる時

I: 「程よい」と感じる距離感についてお聞きしました。それでは、逆に「近すぎる」「遠すぎる」と感じる距離感について聞いてみたいと思います。
私自身はあまりそういう経験がないんですが、近すぎるというのは、強制的にコミュニケーションを取らなければいけない状態のことなのかなと考えています。RRJではそういうことはあまりなくて、逆に遠すぎると感じることもないですね。

K: 私は前職での経験もあって、少し実感があります。プライベートに踏み込みすぎて公私の境界線が曖昧になると、どうしても仕事がやりづらくなるケースもあるなと感じていました。 前職で業務管理や指示をする立場だった際、あまり距離が近くなりすぎてしまうと、かえって業務上のリクエストや指示がスムーズに通らなくなって、バランスの難しさを痛感した経験があったんです。

一方で、距離が遠すぎるのも難しいですよね。相手がどんな人かよく分からないと、なんとなく壁を感じて相談しにくい空気になってしまうと思います。
実は入社したての頃、上長とお話しするときに少し緊張していたのですが、歓迎会や「レコードを聴く会」などのイベントで対面してお話しできたことで、とても気さくなお人柄だと知ることができました。
どんな人なのかがちゃんと分かったことで、今は全く緊張することなく、安心して相談ができています。

Y: 確かにコミュニケーションの頻度が多くなりすぎると、プライベートと仕事の公私の境目が曖昧になってきて、うまく気持ちを切り替えられなくなることはありますよね。それこそ、我慢して付き合うようなところまでいってしまうと、あまり良くないのかなと私も思います。

逆に、必要な相談ができずに業務の進行に支障が出るようだと、遠すぎるのかなと感じます。Gatherのような環境がなくて、どのタイミングでどのツールを使って連絡を取ればいいか分からない、という状況になると、遠すぎると感じるかもしれません。

I: 先ほど話題に上がったGatherを導入する前の頃は、今考えるとそういう「遠い」状況だったのかもしれませんね。

Y: そうですね。今の整理された環境と比べると、以前は確かに少し遠かったかもなと感じます。

RRJが大切にする『選べる自由』

I: 最後に、RRJならではの特徴について聞かせてください。ここまでの話にもかなり出てきていますが、参加自由なイベントや雑談会の開催、その土台となるルール・カルチャーが大きいのかなと思います。イベントについても、出社している方はもちろん、出社していなくても参加できるし、参加しなくても良い、という選べる自由度が結構大きいポイントですよね。

Y: ちょうど良いと感じるコミュニケーションの頻度は個人差があると思うので、イベントごとに、今回は一旦行かなくても今の距離感でちょうど良いと感じる人もいれば、逆にちょっと足りないから参加したいという人も出てくると思います。そこで、皆さんそれぞれが自分にとってのちょうど良さに調整できるのが、すごく良いところなんじゃないかと思っています。

参加しなかった場合でも、RRJ Group Journalの記事があるので、どんなイベントだったのかを知ることができて、置いてけぼりになったり疎外感を感じたりすることがないのかなと感じます。

私自身もいくつかイベントに参加させてもらっていますが、普段案件でご一緒しない方とも交流できたり、ご一緒してる方であっても、普段は仕事の話がメインだからこそ、そこでは違う新しい一面を知ることができたりする面が良いなと思っています。

K: 私も同じような感覚です。一般的には「自由参加」とあっても少し気兼ねしてしまうような場面もあるかもしれませんが、RRJでは本当に各自の意思が尊重されていて、それぞれの選択がごく自然に受け入れられていますよね。
イベントを通じて普段は関わりの少ない他部署のメンバーと話したり、逆に同じ案件のメンバーと仕事以外の他愛ない話をしたりすることは、とても貴重な機会だと感じます。お互いの人柄を知ることで仕事がスムーズに回りやすくなる、という良さをすごく実感しています。

I: 普段はなかなかじっくり話す機会がない他部署の視点も聞けて、とても貴重で楽しい時間になりました。ありがとうございます!

おわりに

今回の座談会を通して見えてきたのは、働き方も勤続年数も異なる3人が、それぞれ違う理由から同じように「働きやすさ」を実感しているという事実でした。

近すぎず、遠すぎず。その距離感は、誰か一人の努力で生まれているのではなく、雑談の機会、選べる自由、そして少しずつ積み重ねてきたカルチャーが、自然と土台を作っているのかもしれません。

みなさんの職場では、どんな距離感がちょうど良いと感じますか?ぜひ、自分なりの「程よさ」を考えてみるきっかけになれば嬉しいです。