こんにちは!
みなさまはオーディオブックを聴いた事がありますか?
オーディオブックは、忙しくて読書をする時間が無い方や活字が苦手な方でも、隙間時間や移動時間で手軽に読書を楽しめるのが魅力。
RRJではオーディオブックサービス「kikubon(キクボン)」を運営しています。
kikubonのオーディオブックはプロの声優やナレーターが朗読しているので、物語を声優のお芝居や演技で楽しむことができるのも魅力のひとつ。
スマートフォン、タブレット、PCで手軽に聴くことができます。
また、おかげさまでkikubonはサービス開始から10年目を迎え、無料で楽しめる「きく本文庫」は400作品目に到達いたしました!
kikubonについてはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
kikubonのススメ
そんな便利なオーディオブックですが、興味はあるけど聴いたことがない方やまだ馴染みのない方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、オーディオブックをより身近に感じてもらう為、kikubon制作チームにオーディオブックができるまでの工程を教えてもらいました!
オーディオブック制作の流れ
オーディオブックはどの様に制作されているのでしょうか?
各工程担当スタッフに気をつけていることやこだわり、エピソードもお聞きしました!
出版社様側からオーディオブック化のご提案をいただくこともあります。
著者様のご意向もお伺いした上で、契約を締結します。
出版社様を通じて、著者様にも確認をさせていただきます。
作品を朗読化するにあたり、声優さんとディレクターとの間でイメージやお芝居、演出の相談等を行いながら進行。収録時は、読み間違いなど無いか台本を見ながら朗読を聴きチェックします。
自社でスタジオを所有しているため、すぐに制作に着手でき、スケジュールも柔軟に対応することができます。
RRJの自社スタジオについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています!
RRJ自社スタジオをご紹介します!
声優さんに負担がかからないように、長すぎず短すぎずのところで収録を区切るように工夫しています。
朗読の合間の休憩時間には声優さんとお話することも。場の雰囲気が和み、収録をより円滑に進めることができるコミュニケーションの時間を大切にしています。
またこちらの想像以上のお芝居を声優さんがされた時は感動で鳥肌がたちます。
読み間違いや読み方を変えた場合などに発生する「読み直し」や「ブレス音」をカットしたり、繋ぎ合せたりします。
何日かに分けて収録した音源を繋げる際は、同じ様に聴こえる様に調整し、カット等して繋ぎ合わせる際には何度も聴き直して不自然にならない様にします。
また、声優さんが演じる「間」は大切にするようにしています。
普段使わないような単語や専門用語が出てきた場合、漢字の読み方等が合っているか調べながら編集作業をしています。
また、利用可能な書影がある作品の場合は、既存の書影画像を使用して、その雰囲気に合わせたkikubon用のバナー画像を作成します。
ミステリーは謎めいた感じに、童謡は可愛らしく、時代小説は作品の背景になった時代を感じさせるような雰囲気に等、作品のイメージを崩さない様に気を付けて作成しています。
作品の特定の部分をイメージして作成する事も有るので、作品を聴いた後もう一度書影を見た際に「これはあの場面をイメージして作ったのかな?」と、楽しんで貰えたら嬉しいです。
ご監修は著者様にも聞いていただくことが多いですが、著者様からお褒めのお言葉を頂戴すると、とても有難く嬉しい気持ちになります!
公開作業であらすじや章タイトルを入力する際は作品のストーリーを思い起こしながら作業をしています。公開されてkikubonのWebサイトやアプリに掲載された書影を見ると、作業していたものが形になって世に出ていく達成感があります。
メルマガは毎週金曜日の他、イベントに合わせて変則的に配信することもあります。
こちらの記事でkikubonに関連するSNSアカウントを紹介していますので、ぜひご覧ください。
RRJが運営するSNSアカウントまとめ
毎週配信しているメルマガに、テーマを決めてオススメ作品を載せています。いろいろな作品を紹介していきたいので、「このテーマにはこの作品が合うかな。でもこっちの作品も捨てがたい・・・」と、半分楽しみながら、半分悩みながら選定しています。頭を悩ませてメルマガを作っているので、配信後にオススメした作品がダウンロードされていると嬉しくなります。
まとめ
以上、オーディオブックができるまでをご紹介いたしました。
工程だけでなく制作に携わるメンバーの想いを知ることで、kikubonのオーディオブックをより身近に感じていただけたのではないでしょうか?
オーディオブックを普段から愛用されている方からあまり馴染みのない方まで、みなさまに楽しんでいただければ幸いです!
そして次回はkikubonスタッフおすすめの作品をご紹介します。
作品を聴き込んだスタッフが選ぶのはどの作品でしょうか?お楽しみに!