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4月に入っても制限は追加されました。
しかし、4月中旬くらいになると街の様子は3月のピリピリしていた雰囲気からほんの少しですが和らいできました。
この状況に慣れてきた事も大きいと思いますが、人とすれ違う際にはニコッと挨拶してくれる人も増えてきました。
少し人々に余裕が増えてきたように感じました。
私の住んでいた州(クイーンズランド州)への移動がより厳しくなりました。
許可証が必要になった事に加え、州境にあたる道路には警察官が24時間体制で警備するようになりました。
この頃には海の駐車場は封鎖され、公園のアスレチックも使用不可になりました。
在ブリスベン総領事館
●4月1日,QLD州警察大臣は,同3日(金)午前0時01分より,他州・準州からQLD州に到着する者への規制を強化することを発表しました。
QLD州居住者または適用除外となる州外居住者以外の者は,4月3日(金)午前0時01分以降,QLD州へ入ることはできない。
そして,これら適用除外となる者が越境する際には,事前に越境許可証を所持していなければならなず,許可証を所持していない場合は,越境は認められず引き返すこととなる。
そして同日、
日本でも入国者に対しての制限がかかりました。
オーストラリアからの帰国者にPCR検査が必要になりました。
4月1日,日本政府は,4月3日午前0時(日本時間)以降実施される水際対策強化措置を発表しました。
●14日以内にオーストラリアに滞在歴のある外国人は特段の事情がない限り,入国拒否の対象となります。
●14日以内にオーストラリアに滞在歴のある日本人を含む全ての入国者は,PCR検査の実施の対象となり,結果判明までの間,検疫所長の指定する場所で待機することになります。ご自宅等で検査結果を待つ場合,公共交通機関を使用せずに移動できることが条件となりますので,ご注意ください。
規制緩和に向けての準備が始まりました。
街の様子は、変わらずソーシャルディスタンスを守りつつ最低限の外出のみですが、
公園に人が増えたり海でランチをする人を見かける様になりました。
モリソン首相は国家内閣後の記者会見で,現在の規制措置が感染増加の抑制・減少に寄与したと述べ,ウイルス対処の次の段階と規制を緩和するための条件を検討する枠組みに合意すると共に,現在実施されている基本的な(baseline)規制措置は,今後4週間は継続され,基本的な規制を超えた各州・準州毎の規制は,最新のデータと状況に基づいて,それぞれの州・準州によって判断される旨発表しました。
4週間後以降に規制を緩和するための7項目の前提条件の概要は以下のとおりです。
1 現在の対策とその効果に対する状況認識
2 監視計画の完成
3 モデリング及びウイルスの特徴と伝染に対する更なる理解
4 公衆衛生能力の向上
5 感染者との接触者の追跡技術の向上
6 適切な保健システム能力の確立
7 各種医療機器供給システムの確立
外出制限が一部緩和されました。
この日は天気がとても良く海が綺麗でした。
ずっと閉店していた洋服屋さんやお土産屋さんも久しぶりに再開していました。
散歩に出かけるとこの景色が見られるのはとても贅沢でした!!
○州民が外出制限等をよく守ったことにより,新型コロナウイルスの感染速度が抑制されてきたことを踏まえ,ウイルスのコミュニティにおける感染を抑制しうる範囲で,これら制限の一部を解除することが可能となった。
○5月2日(土)以降も,必要不可欠な活動または自宅から50kmの範囲内で行うレクリエーションを除いては自宅で過ごすべきである。
1 外出可能となるもの
自宅から50kmの範囲内で以下のようなレクリエーション活動を行う場合
・ピクニック(同居する家族であるいは個人とその友人1名で)
・開園している国立公園の訪問
・レジャーとしての自動車,オートバイ,
プレジャーボート,ジェットスキー及びその他の乗り物の運転・操縦
・同居する家族への自動車の運転指導
イ 医者,病院又は他の医療サービス
ウ 食料品,医薬品及び燃料等の必要不可欠な物資やサービスの調達
エ 必要不可欠な仕事や業務
オ 保育所,幼児・初等・中等教育学校,大学等高等教育機関への通学
カ 一親等の家族の支援又は末期症状の親族の訪問
キ 親しい友人や家族の訪問(1度に最大2名まで訪問が可能)
ク 子供に対し認められている監護権及び面会交流権の行使
ケ 葬儀,結婚式又は他の冠婚葬祭行事(※1)への出席
私はこの数日後に帰国したのですが
最後に少しだけ明るくなった街の様子が見れて本当に安心しました。
4月末にはオーストラリア全土で1日の感染者数が1桁の日もありました。
海外在住の方は特にCOVID-19の影響で計画が変わってしまったと思います。
私のように緊急帰国した方も多いのではないでしょうか。
一刻も早くCOVID-19が終息し世界中が元の生活に戻ることを願っています。
海外でのリモートワークについての記事はこちらで以上になります。
お付き合い頂きありがとうございました!!